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2017年8月28日月曜日

ビタミンCの大量摂取について(副作用編)

Bloggerのアクセス解析はあまり細かくないが、アクセスのほとんどは最新記事への「にほんブログ村」からのものだということがわかる。加えて最近は検索サイトからのアクセスもある。

検索サイトからのアクセスで最も多いのが「風邪をビタミンC大量摂取でねじ伏せる(その2)」である。その1と3もあるがなぜかその2だけである。

内容は詳しくは繰り返さないが、初期のうちに集中摂取したら私には効いた気がする、というものだ。

真似しないようにとは書いたが、やってみたいけど副作用が心配という人もあるだろう。そこでひょっとしたらビタミンCがらみの副作用かも知れないという経験を書いてみたい。

結論を先に言うと、血尿が出たことが2回あるということである。ただし10年ほど前に近接して2回あっただけで最近の大量摂取時には起こっていない。

最初は土曜日に20kmほど走った時で、6kmほどで尿意を催して公衆トイレに入った。真っ黒な尿が出たように見えたが、薄暗かったのでそのせいだろうと思った。ところが家に帰っても黒い尿が出た。こりゃヤバイ、と思って休日診療の病院を探して駆け付けた。

そこで尿を採ったらかなり薄くはなっていたがやはり黒ずんでいて、検査結果も血尿だという。ただ当直医が専門外なようでまあ様子を見てくださいというようなことになった。

多分数か月以内にもう一度同じようなことがあった。このときは泌尿器科に行って造影剤入りのレントゲンまで撮ってもらったが結石もなく、走った振動によるものかもしれないということになった。今までも走っているがなったことはないと言うと、歳のせいですよ、と言われた。それから10年、全く血尿は出ないのだが。

この2回で共通していたのは、それまでビタミンCを漫然と毎日1gほど飲んでいて急にやめた後だったということだ。

ビタミンCが欠乏すると細胞間の接着が緩んで出血しやすくなる。これが壊血病だ。ここからは完全な素人考えであるが、

1)漫然と飲んでいるときは過剰なので垂れ流し状態になっている。
2)急に飲むのをやめると垂れ流し状態だけが続いて一時的に欠乏状態になる。
3)よって出血しやすくなる。

と考えたので、その後はビタミンCを飲んだときは少しずつ減らすようにした。

しかし最近の大量摂取のときはそんなことを考えていないが特に問題はない。ガンのインチキ治療で高濃度ビタミンC点滴というのがあるがこれで血尿になるという話も聞かない。

ビタミンC大量摂取が初期の風邪に効果があることは(私にとっては)間違いないので今後も続けるつもりだが、あの血尿は何だったのだろうと思う。ちなみに今ものどが痛いので1.7gを数回続けて飲んでいる。

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